昨今の遊戯王まとめ

 
 
 
例えばの話だけど。
 
\試合   A    B    C    D    E
デッキ
猫    ■■■■■■■■■■■■        ■■■■ ■■■■■■■■
BF    ■■■■■■■      ■■■■■■■■■■
 
この■がある部分が、そのデッキの持ち味が活きる試合とする。
すると上下で被ってる部分は試合がデッキパワーで拮抗する部分で、お互いに空白の部分はgdgdゲー。
 で被ってない部分が、ブン回って一方的に1killって勝負つく試合。
 
この場合は、デッキパワーが拮抗すれば、デッキパワーで勝る(であろう)猫が勝利する(であろう)よね。
しかしブン回しゲーに持ち込めば、BFにだって勝ち星をつけれるチャンスがいくらでもあるわけですよ。
もちろんブン回さなくても勝てるかもしれないけど。
 
 
 何が言いたいかお分かりと思うけど、今っていかに安定してぶん回すか(1killルートの多さとも)がかなり大事なんだよね。
 
 
 
こういう傾向になったのって古くはエアブレとかその辺からだと思うけど、あそこからドグマブレードとかに移行していってだんだん如実になってって。
その後の大量規制を経てからはしばらく落ち着いて、5期の内は(ライロやダークも単体で危ない動きをしてたけど)それなりに濃密なゲーム展開が行われてたと思う。バランスは別として。
 
そうしてシンクロが増え始めてから、環境が明らかに様変わりした。
遊戯王はまさに1killゲーと言った様相を見せるようになった。なんもかんもシンクロが発端なのは間違いない。
 
 
 
シンクロの何が危ないって、あの行為っていうのは召喚権もアドも使わずに非常に汎用性の高いフィニッシャーを生み出すってことなんだよね。アドを使わないっていうのは語弊があるけど。
 
例えばシンクロ以前はフィニッシャーというカードが存在して、そのための生贄が存在したわけで。
それっていうのはつまりフィニッシャーを引かなきゃいけないし、生贄も揃ってなきゃいけない。2重の機会条件と2種類の費用が必要だったわけ。
 
しかしシンクロ召喚というのはフィニッシャーが既にエクストラデッキに用意されている、つまり1重の機会条件と1種類の費用で済むわけですよ。
チューナー+非チューナーという縛りを考えても機会条件は実質1.2重くらいなわけですよ。召喚権考えたらチャラだろってくらいのレベルの話ですよ。
そればかりかエクストラデッキの数だけシンクロモンスターの候補は増えるわけだから、めっちゃ単純に言ったら従来のフィニッシャーの15倍以上の汎用性があるわけですよ。
 
しかも下手すると1体の生贄+本体+召喚権で出せるモンスターより、チューナー+非チューナーだけで出せるモンスターの方が単体性能を比べても強力だったりするんですよ。ここまでくるともはや意味不明ですね。
 
 
段々分かってくると思うんだけど、シンクロっていうのは時間が経てば経つほど強力になります。つまりシンクロモンスターが増えれば増えるほど。
言わずもがなと思うけど、それはシンクロ召喚の強みである「汎用性」が増すため。
だから本当は、時間が経つほどに強力なシンクロメタカードをリリースしていくべき。
 
 
 
こんだけ述べといてアレなんだけど、本当はチューナー+非チューナーの展開方法が充実しすぎた(あるいは既にしすぎていた)ってのもある。
《X-セイバー エアベルン》《ゾンビキャリア》《フィッシュボーグ-ガンナー》のリリースはコナミの明らかな失態だしね。これではとてもカードプールをきちんと把握しているとは思えない。
 
 
 
遊戯王カードWikiなんかでは(伏字めんどくさくなったw)シンクロモンスターの性能を述べた後、「これならば《~》を使った方がマシ」「《~》に比べると」などと意味の無い表記が乱立されている。
ああいうのって新規プレイヤーや低年齢層とTPとの実力差の拡大や、無思考コピー厨の増殖の遠因になってると思うんだけど。
 
 
 
遊戯王自体には相変わらずどっぷりなんだけど、ブログモチベが下がっていたのでちょっと書いてみた。ぐだぐだ。
 
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